医療薬剤学研究室
立命館大学薬学部 医療薬剤学研究室(桂研)のホームページです
医療薬剤学研究室へようこそ。
私たちの研究室では、医薬品の有効性や安全性と密接に関係する”薬物動態”についての研究を行っています。薬物動態学は、「生体内における薬物の動態」に関する学問で、薬学部でしか学ぶことのできない、薬学部出身者の強みとなる学問領域です。この強みを身につけ、創薬段階から臨床現場まで幅広い活躍が期待できる薬学生の育成に尽力したいと考えています。
MEMBER
<教授> 桂敏也
<助教> 藤野智恵里
<院生> M2 河村陸斗 久保幸音 藤内海登 M1 亀井陽斗
<6回生> 井上遼太郎 嘉藤帆風 武原歩美 戸川妃康
<5回生> 鈴木遥奈 竹綱一眞 寺元貴紀 中江有雄 吉田知世 土井智絵
<4回生> 篠崎奈央 塚崎陽菜 松本純平 宮崎円華 岡本彩 津田圭吾 堀川真由
<3回生> 木村文音
<共同研究者> 上島智(医療薬学研究室2 下記のHPをご覧ください)
(2024年4月11日更新)
<卒業生の皆様へ>
現住所・メールアドレス等の連絡先を教えていただけると助かります。変更等があった場合は、助教 藤野(cfujino@fc.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。
研究内容
概要
薬物動態を規定する因子に薬物代謝酵素と薬物トランスポーターが挙げられます。私たちの研究室では、主に薬物代謝酵素・薬物トランスポーターの機能や発現に着目し、薬物動態の変動要因の解明や評価法の確立、個人差の予測などの研究を通じて、創薬や医薬品の適正使用に貢献したいと考えています。
2023年度の卒業研究テーマ(例)
・新規開発健康食品による腎トランスポーターの阻害評価
・第Xa因子阻害薬内服患者における薬物動態/臨床薬理学的研究
・薬物代謝酵素と薬物トランスポーターの遺伝子発現における相互調節機構の解明
・脂質異常症治療薬の併用による横紋筋融解症の発症リスク増加のメカニズム解明
・病態時における薬物動態学的相互作用の変動要因解析
・シトクロムP450の各分子種に特異的な機能評価および相互作用に関する研究